歌、演奏、作詞、作曲、編曲、レコーディング、ミキシング、マスタリング、プロデュース、デザインの全てを自分一人で手掛ける事で所属レーベルを必要とせず、既存の音楽業界に与しない音楽活動をしています。そのゴールは商業音楽や芸能界とは全く別種の音楽が広く世間に認知される土壌を得る事です。
私の音楽はソロ作品ながらもバンドサウンドを基調としたロックです。ライブを捨てる事でバンドから解放され、脱退や解散で活動をリセットされる事なく曲制作のみにエネルギーを費し、自分だけが作れる音楽を追求しています。死の瞬間まで信念を曲げず、何かを貫き通す人の生き様こそがアートであり、商業性も自己満足も超えた音楽に自分の魂を吹き込み、エンタメビジネスとは別種の創作に人生を切り売りしています。
かつて巨大な産業であったレコード・ビジネスは、若者のカルチャーを牽引していたロック・ミュージックが進化の底に行き着くと、ネット普及の煽りを受け、その形態を大きく変えていきました。音楽は所有するものから共有するものへと姿を変え、音楽が売れる時代は終焉を迎えました。
音楽産業は衰退の一途を辿り、レーベルは生き残りを図る為に所有するカタログを一括にストリーミング配信する事で自らの首を繋ぎ止めました。音楽にかつての力はなくなり、同時に音楽で金儲けを目論む者たちは淘汰されていきました。音楽産業とは原盤権ビジネスです。レコーディングの出資者が一番金を儲ける仕組みになっています。映画産業やアニメと同じで制作者より出資者がより多くの権利を有するビジネス。だからレコード会社には莫大な金が流れていた。ダウンロードやストリーミングが主流になった現代でもそれは同じです。
今、新たな音楽の価値が問われています。かつてのようにレーベル主導のモデルケースで音楽制作をする必要はなくなり、音楽は個人の元に立ち返るチャンスを得ました。それらに依存せずそれを為せる者たちの手に。本当に音楽を愛する人たちの手に。ビジネスの枠を飛び越えれば知名度は得られない。それはレーベルによって作られてきたものだから。それでも大金など得られなくても本物でありたい。それが私の信念です。
Songwriter, arranger, singer, player, synth programmer, recording engineer, mixing engineer and producer.
In the music industry, those are made up of the division of labor for near seventy years.
But I make it all by myself and creating my music that does not depend on labels.
I'm striving to change the music from show business to personal expression and trying to create more than just commercial music, spending all of my energy without giving live performance.
I have the talent to do it and here are my works that prove it.
All made by Masaki Aio only!
Indie rock, art rock, alternative rock, pop, folk, soul, contemporary classical music...
— Masaki Aio