お彼岸
春分の日を含んだ三連休。通常はお彼岸に墓参りに出掛け、お盆は祖霊を家に迎えるものですが、二年前に他界した母の遺骨は未だこの家に安置されています。
ウチは複雑な家系という事もあり、兄が墓の所在を決めかねているのか、或いは死後の霊祀に積極的でないのか、遺骨は未だここに安置されたままです。
取り敢えず現状ではお彼岸もお盆も同じなので、仏前にお供え物をして母の霊璽の扉を開け、灯籠を昼夜灯し続けています。
で昨日の夜、灯籠以外の明かりを全部消して、寝室に移動して眠ったのですが、今朝起きてみるとリビングが明るい。
リビングの明かりが点いたままになっており、隣りの仏壇の部屋も明かりが点いたまま。確かに昨日の寝る前に部屋は真っ暗にした筈だし、自分以外にこの家に住人はいない。
考えられるのは以下の5つ。
①.お袋の霊が電気を点けてくつろいでいた。
②.自分のもう1つの人格が目を覚ましてくつろいでいた。
③.何者かが侵入してくつろいでいた。
④.ただの消し忘れ。
⑤.寝ている間に一瞬停電があり、復旧後に点灯に切り変わった。
うん、②の一択。