ピックガードのリメイク
最近は曲も作らず、ブログも放置ぎみになっていますが、現在諸事情で曲制作を中断して、別の作業をしています。音楽は夏頃にまた再開予定です。
今回、1年ちょい前に手に入れたPrecision Bassのピックガードをリメイクしました。
元々オリジナルのピックガードをゴールド・アノダイズドのものと交換し、更にその上にアクリルの透明ピックガードを重ねて付けてたんだけど、壁に飾ってシルバー×ブラックのテレキャスと並べるとプレベの野暮ったさがやけに目立つ。
テレキャスの存在感と対等に張り合えてない。そもそもゴールド・アノダイズドという割に全くゴールドじゃない。じゃあ本当にゴールドにしてしまおうと、金箔を貼り付ける事にしました。
金箔と道具一式を購入し、ノリをテレピン油で希釈して、それを刷毛でピックガードに薄く塗り付け、テレピン油が揮発したらノリを適度に拭き取り、金箔を貼り付けていきます。
金箔は1万分の1ミリと非常に薄く、雑に扱うとすぐ破れてしまうので、新品の柔らかい刷毛などで優しく押さえながらピックガード全面に貼り付けます。接合部は刷毛で軽く叩けば重なった余分な金箔がボロボロと崩れるので、それを払い落とせば作業完了です。
パーフェクトなゴールド。しかし何か物足りない。のっぺりしすぎてつまらない。
作業中に金箔を刷毛で叩くほど金の輝きが消えていく事が分かっていたので、敢えてそれで濃淡を出しつつ、余った金箔をもう一度貼り付け無造作な模様を作る事にしました。
がこれが殊の外難しく、結局イメージ通りに作る事は出来ませんでした。パッと見良さげには見えますが、よく見ると素人仕事丸わかりです。素人なので仕方ありません。
なにせ金箔貼りをしたのは今日が初めて。それでも前のピックガードよりはこっちの方が全然マシなので作業を続行。
次は塗装です。この状態で1日乾かした後、ラッカースプレーを二度ほど吹き掛ければ完成。これは簡単です。その気になれば猫でも出来ます。
この上に透明ピックガードを重ねてベースに装着します。ゴールド・アノダイズドの野暮ったかったこれが、
こう生まれ変わりました。
アップで見ると無造作加減の下手さが際立ちますが、
シルバー×ブラックのテレキャスと並べても対等に張り合ってます。なんか縁起も良さげです。