緊急事態宣言の延期

緊急事態宣言が一ヶ月ほど延期される事が検討されています。こうなる事は分かっていたとはいえ、5月6日の解除を目処にここまで耐えてきた人たちにとっては、店や会社を畳まざるを得ない決断を迫られる人もいる事でしょう。

希望があるとすれば梅雨に入ればウイルスの活動が今までよりは停滞するかも知れないという可能性。でも夏が終わって再びウイルスが活発になる頃までにワクチンが出来、更にそれが全国民に行き渡るというのは極めて厳しいでしょう。

WHOの発表では依然として抗体を獲得した筈のコロナ回復者が、再感染を防げている証拠は見つかっていないとの事で、そうなると集団免疫による解決さえ現時点では疑わしくなります。

アメリカ政府はWHOと中国が結託して、コロナウイルス発生初期段階の情報を隠蔽していた証拠を掴もうと躍起になっており、実際それを掴んだ事を匂わせています。

それが事実なら今後中国は世界中から何千兆円という訴訟を起こされる可能性があります。当然中国はそれを拒絶するでしょう。もしアメリカと中国が戦争になれば、日本はアメリカに協力せざるを得ず、自衛隊も後方支援を担う形になるでしょう。それが戦後ずっと続いている日本とアメリカとの関係です。

そうなれば日本に中国や北朝鮮からミサイルが飛んでくる事も現実に起こります。変則軌道の新型ミサイルを空中で100%迎撃出来る防衛システムは現段階で防衛省は作れていません。

コロナの収束や政治状況、経済状況を含め、やはり10年は予断を許さない状況が続くでしょう。

そんな中私は現在2ndアルバムのリミックス/リマスターに着手しており、緊急事態宣言下であろうと、ロックダウン中であろうとやってる事に変わりはありません。幸いな事に現段階ではまだ仕事もあり、それ以外の時間や休日は変わらず音楽制作をしています。

合間に本を読んだり、映画を見たり、今までと何ら変わらない生活を送っています。家の中でしか出来ない事をしているので籠っている意識も特になく、苦痛も感じません。

でももしこれらが一切出来なくなって、家の中にただ籠るだけになればとんでもない苦痛を感じるでしょう。やる事がないというのは人の心を擦り減らします。たまたま自分は家の中でそれが出来る環境を整え、そう出来ているから問題ないだけで、ライフワークが家の外にある人はきっと鬱積した日々を過ごしている事でしょう。

たとえ家族と一緒でも選ぶ相手を間違えれば家の中は苦痛やストレスしか感じない殺伐とした空間になります。かつての日常のバランスが崩れてしまったので、今まで誤魔化せていたものに誤魔化しが利かなくなり、我慢の限界を越えてコロナ離婚というケースが多いのも頷けます。

気の合わない人間と一緒に過ごす時間より、一人の方がより多くの幸せを感じられる事もあります。逆にこういう時だからこそ家族の大切さを実感出来る人もいると思います。本当に大切なものを見つめ直す良い機会かも知れません。

こんな時多くの人が自分に出来る事は何だろうかと考え、結局何もない事を知ります。せいぜい保菌者にならないよう気を配るぐらいです。何か出来る力を持つ人は政治家たちです。

その政治家は我々国民が選んだ代表。そしてその代表の一部の人たちにはこんな緊急時でさえ与党の足を引っ張る事に全力を尽くし、政権批判する事が野党の役割だと勘違いしてる高卒以下(時事ネタ)の残念な人さえいます。

与党だろうが野党だろうが政治家は自分の政治手腕を発揮してなんぼの世界。民主主義なので結局選ぶ側の程度の問題でもあり、そういう人を嬉々としてニュースに取り上げる日本のメディアの程度の問題でもあります。

政治能力の欠如を誤魔化すような批判しか出来ないパフォーマーが通用するのは平常時だけ。批判だけなら17歳の環境少女(時事ネタ)でも出来る事です。

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