ARC System2導入

今後の音楽制作で必要なアイテム4点が揃いました。この時期はセールが多いので非常に助かります。

 

1.IK Multimedia ARC System2 ¥26,800
arc2
使用するモニター・スピーカーをフラットな音に補正してくれるシステムです。どんなスピーカーにも癖や特性があり、部屋の広さや設置方法、壁との距離や高さで、ハイやローが出過ぎたりして音が変化します。このARC System2を導入すれば自分の使用環境に合わせて音場補正をしてくれ、ミックスやマスタリング時に癖のないナチュラルな音をスピーカーから出してくれます。

使い方は実際にスピーカーを聴く場所に付属の測定マイクを立て、16ヶ所のリスニング・ポイントに分けて信号を測定すれば設定完了です。マスター・トラックの一番最後に挿せば音場補正された音が流れます。オフにすれば通常のスピーカーの音に戻ります。

 

2.Universal Audio Shadow Hills Mastering Compressor $149
shadow
マスタリング用コンプレッサーです。Universal Audioのブラックフォートナイトセール+$50の割引クーポンで購入。今までマスタリングだけは業者に委託し、今回のアルバムのマスタリングの出来にも満足はしてますが、本当はマスタリングも自分でやった方が色々とメリットは多いです。完成形のイメージやサウンドの好みは自分にしか分からないので、ミックスの段階から最終的なマスタリングの音を意識し、その通りの音にする事が出来ます。

試しに高価なアナログ・アウトボードを使用した委託マスターと、アナログ・エミュレートの100%デジタルな自分のマスターを聴き比べ、何度か作り変えていったら、誰もが一聴して分かるものではない違いにまで仕上げられる事が分かりました。以前CDとレコードの聴き比べをした際、リマスターCDよりオリジナルレコードの方が音が良い記事を書きましたが、その後CDのオーディオプレーヤーを有料のJRiverに変えてサンプルレートを24bit 96000Hzの最低限のハイレゾ再生にしたら、オリジナルレコードと同等の音質になった追記を書いています。デジタルの進化はそこまで進んでいます。

それなら今後はマスタリングも自分でやろうと思い、必要になったのがARC System2と、このコンプレッサーです。後はISRCコードの書き込みや、DDPの書き出しが出来る波形編集ソフトを買えば自分でマスタリングが作れます。メディア化せずに1曲作る度にiTunesなどで配信する事も手軽に出来るようになります。

 

3.Waves Codex Wavetable Synth $79
wavescodex
Wavesのポリフォニック・シンセサイザーです。セール時に購入しました。シンセは本当に種類が多く、サンプルを聴きながら色々調べたんですが、結局使用するのはPro ToolsでのMIDI録音限定なので、取り敢えずはこれで充分な気がしました。本当はこの前機種のElement 2.0が欲しかったんですが、なかなかセールにならないのでこちらを先に購入。12月のセールでElement 2.0が出たらまた買おうと思います。

 

4.GUNZE 綿リッチ腹巻 ¥864
gunze
グンゼの腹巻き。就寝時に着用。腹が冷えたら曲が書けない、詞も書けない。864円でこの安心感。二つ折りでジャストフィット。上記3点の出番はまだ先なので、今の所これが一番重宝してます。

Masaki Aio

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