Rupert Neve Designs 5211

新曲二曲完成しました。今作からRupert Neve Designsの5211マイクプリアンプを導入しています。レコーディングには間に合わなかったけど、プラグイン処理したトラックをバウンスせずに5211を通してアナログ出ししているので、全体の音質が向上しています。
you tubeでマイクプリを視聴した感じだとAurora AudioやRupert Neve DesignsのShelfordが好みだったけど、半導体不足なのかどこも在庫がなくそもそもの値段も高い。2chマイクプリで在庫のある良さげなものはこれぐらいでした。これも十分高いですが、最低でもこのクラスを買わなければこれ以上の音質の向上はもう得られません。
SILKボタンのサチュレーションがこの機器の特徴ですが、Shelfordのような中低域にでなく中高域に倍音が付加される為、正直これはキレイな声の女性ボーカルと相性が良い気がします。SILKのつまみを11時以上に上げると自分の声には合わないと感じました。ただ併用するプラグイン次第でそこはどうとでも応用が効くので、UADのAPIマイクプリなどと併用して通す事で結構良い感じになりました。アナログの太さと5211の抜けの良さが全ての楽器に加わっています。
最後に5211を調べてこのページに来た人の為に、比較音源を載せておきます。使用マイクプリはFocusriteのISA One(今回もレコーディングはISA One)。違いは各トラックを5211でアナログ出ししたか、各トラックをバウンスしたかだけです。以下の楽曲が5211導入前の音源になります。