日本復興の資源
誰もが口を揃えて日本には資源がないと言います。何も見えていないだけです。日本には豊かな資源があります。
『水』です。
今後世界的に水は深刻な問題になっていき、枯渇する水源も出てくるでしょう。海外では既に水は買うのが当たり前。安全な水の重要度は一層増していきます。
それを見越した中国人に今日本の水源地は爆買いされつつあります。国はこれに対し未だ何も手を打てていない状況です。
日本は昔から水処や名水の多い美(うま)し水の国でした。国土の大半を占める山、四方を囲んだ海、そして日本の気候が豊かな水の循環に適しているからです。
現状日本は人口減少による財源を移民で賄おうとしています。しかしこれは目先の事しか考えない愚策でしょう。スウェーデンもドイツも移民政策は失敗しており、著しく治安を悪化させました。
欧米基準のスタンダードはこの国では通用しないし、この国のスタンダードも欧米社会には根付きません。日本の文化はそれほど特殊なもの。そしてそれこそが日本が率先して守らねばならない日本の価値です。
今後日本が取るべき正しい政策は水利権の国営化でしょう。日本国内の水の売買を国が管理・規制・運営する。それにより日本の水源地を買い漁っている中国人も強制排除出来ます。
水資源を国家事業にして民間に介入させず、全国各所の名水の美味しさを世界スタンダードに押し広める事が将来的に日本を豊かにするでしょう。日本の水にはそれだけの価値があります。
日本の人口1億3千万人は国土の可住地面積に対して明らかに過剰な人口です。現在問題とされている人口減少はこれを本来あるべき正しい姿に戻していく道程といえるでしょう。
今それを見据えた政策に舵を切り替えなければ、現在の政治家たちは亡国の危機に瀕して尚、私腹を肥やす事しかしなかった歴史的にも無能な国賊として教科書に落書きされ、子供たちに馬鹿にされるでしょう。
水資源を管理するという事は環境を守る事と同義。つまり水利権の国営化が意味する事は、国が率先して環境問題に取り組むという意思表明です。
その大義を得てこそ国営化は意味を成します。それは世界の中で日本という国の重要度を変化させる筈です。当然その為の技術やデータも重要になります。
ただそれは自民党では出来ません。彼らではアメリカ政府の圧力を断ち切れず、かつての年金のように国の資産を私的な運用で食い潰す可能性さえあります。
自民党は古い時代の政党で、長く政柄を執っただけしがらみも癒着も多く、新しい政策を行うには土壌が汚れ切っています。スパイ疑惑の多い野党第一党も同様です。
新しい政治は新しい日本の政党にしか出来ません。過去の因襲を全部壊せるのは新しい政党だけです。足を引っ張り合っている場合ではありません。
今後日本は国土の可住地面積に即した人口でやっていける国に生まれ変わらなければ未来はないでしょう。その為に5年毎の計画を緻密に立て、何十年先に安定が得られるかの指針を打ち立てねば誰も政府を信用しません。
それが出来ないなら政治家の資質がないという事。今の危機に対して何の対策も思い付かないなら今すぐ政治家など辞めるべきでしょう。後、税金を上げるより先に議員の給料カットが最優先で行うべき当たり前の事です。
国営事業ももっと増やさねば立ち行かなくなるし、和紙や染め物などの伝統的手工業を国が守り、発展・運用させ、海外用に大掛かりに輸出する事業も真剣に探るべきでしょう。
グローバリズムは国の資産や資源を国際金融資本家たちが吸い上げる為のシステムです。そんなものにこの国を沈没させてはなりません。
全てが民営化すれば国は財源を失い、税金だけが上がり続け、国は緩やかに滅びます。いい加減世界基準のインチキから目を覚ましましょう。