Synthogy – IvoryⅡ Upright Pianos

昨日、今日と夕方までは大掃除、夜はミックスでようやく8曲目のラフ・ミックスが完成しました。今回はコンデンサー・マイクにC414を導入して納得のいく声が録れたので、ボーカルEQはほぼ原音のまま、軽くエキサイターを掛けて倍音だけ増しています。ギター、ベース、ボーカルと順調に納得のいく音が録れたけど、間奏のピアノの音だけが手持ちのプラグインではどれを使ってもイメージ通りにならない。Rememberを作っていた時と同じ状況。あの時はプラグインを二種類新たに導入して解決したなあ……。

という事で新たにプラグインの導入を決意。元々ピアノはprotoolsデフォルトのものしか持ってなかったのでいい機会かも知れない。だが懐が寒い……。取り敢えずyoutubeで色んなメーカーの音源を聞いて、音も良く値段も手頃なXLN AUDIOのModern Uprightの購入を決めました。

が、調べてみるとXLN AUDIO製品の対応フォーマットがVST、AU、AAXのみになっており、protools9で使うRTASが消えている。protools10から対応フォーマットはAAXに変わったけど、殆どのメーカーは従来通りRTASも使用可能にしています。XLN AUDIOも去年まではそうだった筈。メーカーにprotools9以下のユーザーを切り捨ててサポート外にしたのかを問い合わせると、そうだとの返事。

他にこのクラスの値段で手頃なピアノ音源はないので、思い切って最高峰のピアノ音源SynthogyのIvoryⅡ Upright Pianosの購入を検討。値段はXLN AUDIOの三倍以上。今月はC414とマイクプリアンプを買い、更に次に取り掛かるアルペジオの単音リフ曲の音作りの為にBOSSのCE2(しかも銀ネジ)まで購入。全部中古だけどこのクラスの機材は中古でも値段が落ちず、CE2はビンテージの名機なので当然定価より高い。更にIvoryⅡとなると……。

買おうかどうか悩みつつSynthogyのHPを見てみると、なんと11月25日~1月4日までキャンペーンをやっていて、この期間にIvoryⅡ Upright Pianosを購入すれば、IvoryⅡ Italian Grandか、IvoryⅡ American Concert Dのどちらか好きな方がタダで貰える。どちらも二万以上の製品で最高のグランド・ピアノの音。これはもう買うしかない!餅が買えなくたっていいじゃないか。貧乏バンザイ!

という事でIvoryⅡ Upright Pianos導入しました。インストールにディスク12枚、90GB以上の容量で入れるだけでかなり時間が掛かったけど、音は感動もの。4種類のアップライト・ピアノの中からReal Tack Pianoにイメージにピッタリのプリセットがあり、それで録音すると見事にハマりました。マーベラス!

※2016.10.4 オリジナル・マスター(視聴サンプル用ダスト・ノイズ付加)に差し替え

Masaki Aio

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コメントする